たまの休日なのでボーッと座ってパラパラと雑誌をめくる。すると Portishead の新しいアルバム('Third')が紹介されている。おおおぉ。まだ生きていたか、あの絶望的電気音と暗黒ボーカル。好みかどうかはともかく、とにかく聴いてみたいな。
と思いついて立ち上がって20分後にはもう手に入っているのだからインターネットとは大したものである。んで、その翌日の出勤途上、すなわち今、こうやって聴いているわけですな。ううううむ。この絶望的電気音。この暗黒ボーカル。こういう音を作っても生きる力が残っているというのはスゴイな。
これに限らず、最近は妙なものばかり聴いている。もっとも、もともと妙なものばかり聴く傾向があるのも事実ではある。しかし、それにしても最近は妙な音が多いな…。
(↑最近のネタいくつかを38秒に押し込んだ)
いや、もう少しマトモな音もありますよ。かつてFMラジオ(←死語)からカセットテープ(←死語)に録音して何度も何度も聴いていたモンテヴェルディ「オルフェオ」(の2曲目)をついに図書館経由で手に入れた。これは公平に見て(聴いて)キレイな曲ですよ。仕事で疲れた体を引きずって帰る時なんかに聴きますと「あぁ世界は美しい。くだらぬ人間やくだらぬ事柄に気分を悪くする必要なんかない」という確信が心の底から湧き上がります。
世の中にはこういう良い曲が存在するのだから安心だ。これなら少々おかしな音を作っても大丈夫だろう。というわけで、米国イリノイ州在住のアダム君と「インターネット経由多重録音セッション」という実験を始めることにする。あっちはギター、こっちはドラムである。
(↑その手始めがこれ;轟音注意)
もちろん生身の人間が集まってセッションするのが一番面白いことに変わりはない。この度の連休を利用してやすQ兄、sin5師匠といった古顔と無茶苦茶な音を出すことになっている。またこうして音でもさらすか。ああぁ聴いても演っても楽しい音遊び。えー仕事って何のことですか。
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