つい先週のポール・サイモンのコンサートである。スゴイ大御所のコンサートであるからして、聴衆はおとなしくありがたく耳を傾けるか…というと、もちろんそうではない。やはりこの人、どこかが「いいヤツ」なのだ。
詳細は不明だが、要するに比較的若いファン(ポール・サイモンのファンとしてはえらい若いわな)が、「あたし、あなたのダンカン(曲名)のギター練習したわ!」という意味のことを叫んだらしい。こういうことが聞こえるコンサートの雰囲気も良いなぁと思うけど、それを聞いたポール・サイモンが「んじゃ、ここに上がっておいで」とステージに招いたんだから楽しい。
あとは見ればわかります。このメチャメチャあがってる人がだんだんのってくるのも良い。聞き手の反応も良い。ポール・サイモンも良い。音楽の好きな人、ステージの雰囲気のわかる人なら涙がにじむでしょう。
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