2012年4月6日金曜日

日本酒に託せるのか

4月1日はいろいろ遊んでよろしいのである。何年も前の4月1日、自分のサイトに「このサイトは頂いたぜ」というハッカーのメッセージを載せた。

まぁどのみち誰も見ないから良いだろうと思っていたら、「あのう、サイトがおかしくなってましたよ」と真顔で言ってくれた人がいた。あれには参った。

これまた何年も前の4月1日、日本版ヤフーのページが「ばぶばぶ」だらけになった。知る人ぞ知る「Yahoo!ばぶばぶ」である。正直、あまり中身のある面白さとは言えなかったが、まぁいろいろ遊んでよろしいのである。

ところが近年はそんなこともなくなってしまった。それどころか、先日の4月1日、NHKが「これからは民放と合併してニュース絶叫しま〜す」みたいなことを明白に冗談とわかる形でポロッと言ったら、アッという間に謝罪に追い込まれた。なんじゃそりゃ。

この種の「合併ネタ」は米国なんかではよくある。「えー、わが社はこの度マイクロソフト社と合併して…」みたいなことを公式の場で厳かに発表するのである。つまらんネタであるが、米国人的にはこれぐらいが面白いのであろう。(何しろバットマン映画 'The Dark Knight' に登場する悪役の有名なセリフが 'Why so serious?' であるほどに、米国人は根がマジメである。)

英国や豪州ともなると、もう何をやり出すか、言い出すか、わからない。っつーか、4月1日だからどうのこうのなんて、あまり考えてない。いつでもどこでもとんでもないことが発生する。ある意味、これに耐えられるヤツが教養人であり、アメリカのジョークとやらに「ダメダメ」と首を振ってみせるわけである。

そんな英国人達のセンスが野暮ったいとして肩をすくめてみせるのがフランス人であり、はたまたイタリア人あたりであろうか。「型破りなギャグだってさ。そもそも型にハマっている連中だからねぇ」って感じで赤ぶどう酒をザブザブ飲んでいる。こういうラテンな人々は時間を守らず、立てた計画も守らず、英語圏の人々、特に米国の人々には付き合いにくい。しかし、デザインなんか理屈抜きに良いものがバラバラ出てくるし、基本的に美味なものを飲食している…

…おぉここだ。ここだよ。メシだ。酒だ。この調子の話の中では、もうはじめからダメの基準にも届かぬ日本だが、実はメシと酒がうまいではないか。酒のうまい場所が悪かろう筈がない。そもそも西洋基準で話を進めるからおかしくなるのだ。「ウマイ」という、世界統一基準で話を進めるべきなのだ。そうだそうだ。

そうとわかれば夕食の支度にかかりますので失礼します。えぇと純米酒も地ビールもボルドーもあるな。うむうむ。金曜だし。うむうむ。

2012年4月5日木曜日

思い出すことなど

そういえば、英語(英会話)産業に勤務していた頃があったなぁ。そのあまりに醜悪な構造を前にして、「これでもらう給料で生きるわけにはいかん」と心底思い、辞めましたけどね。辞めて済む問題でもないんだけど、他に選択肢はなかった。うん。ぜんぜん懐かしくない。

日本の文科省が小学校に英語の時間を導入した経緯もひどい。明白にダメなのに、やっちゃう。原発と同じである。そのあまりに醜悪な構造を前にして、…とりあえず語るしかないので語る。

この二つを足しまして、「辞めて、語る」という選択肢もアリなのですな。その種の声は、聞いておいた方が良いことが多い。ではどうぞ: