2012年12月27日木曜日

VLCの楽しい冬休み

誰もが知るVLCは楽しいソフトである。年末に走らせてみると…


ちゃんと赤帽子かぶってるのだ。わお。ちゃんと冬休みは休まなきゃ。

2012年10月24日水曜日

街角とはかくあるべし

あぁこういうのは良いねぇ。極上のエンタメ=最高の教育=伝統の継続。
それにしてもベートーヴェン、つくづくとんでもない曲を作ったもんだ。

2012年10月6日土曜日

こういうオチか

林檎社のiCloudサービスが2050年まで延長になったと喜んでいたのだが、案の定あれはマチガイだったらしい。かといって「あれはマチガイでした」と言って丸ごと引っ込めるのもよろしくない。

というわけで、「ま、あと1年どうぞ」ということになった。
まぁ、そんなとこでしょう。許す許す。スティーブ・ジョブズ一周忌だし。ちゅうことで早速iCloudのスペースを使い始めたのであった。来年のことはまた来年考えよっと…

2012年10月1日月曜日

さすが林檎社!

アップル社の MobileMe というサービスを長年使っていたのだが、それが iCloud というサービスに変わった。おかげで作っていたウェブサイトなんかも消えてしまい、少々残念であったが、まぁ物事変わるんだから仕方ない。

MobileMe のお客さんは、料金を払っていたのだから「それに相当する25GBをiCloudで使ってね。9月30日までだよ」ということになっていた。10月1日以降は、それなりの料金を払うか、あるいは無料の枠(5GB)にするか…という話だった。

んじゃ、とりあえず無料の5GBでやってみるかぁ。と思って各種データを5GBに押さえたんですよ。んで、本日(10月1日)、一応チェックしてみた。ら。


なに。20GB(ってことは、無料の5GBと合わせて25GB)やってくれてるの。

え。なに。2050年9月30日に終わるって。なにそれ。誰か38年分(13万ぐらいか)払ってくれたの。

嬉しいなぁ。

2012年9月9日日曜日

パスワードの文法と暗号師たち



こういう時代であるからインターネットで買い物をすることも多いですわなぁ。銀行もオンラインで済ませてしまう。その他GoogleやらDropboxやらEvernote等々でいろいろな情報をどっかのサーバーに記録する。その度に必ずパスワードちゅうのが必要になる。あれ、面倒でねぇ。

でも面倒だからと言ってメチャメチャ簡単なパスワードにするわけにもいかず、かと言って覚えられないようなパスワードは不便で、何ともやりにくいのであります。あっちへフラフラこっちでゴツンって感じで発展中のインターネットの世界、まだまだ未成熟なんだから仕方ない。

それにしても、「自分だけが覚えている、自分にしかわからないパスワード」って、あり得るんだろうか。これ、誰もが考えたことがあるネタじゃないでしょうか。自分は一人でキーボードに向かっていると思っていても、実のところ世界中で多くの人々が似たようなキーボードを前にして似たようなことを考えているのだ。似たようなパスワードが出て来るのではないか。

…とか思ってたら案の定、そうでした。っつーか、もっとすごい世界です。(ちょっと遅れで聞いたポッド放送で知った。)

話は簡単である。最近、あちこちのサイトから大量のパスワードが流出する(盗まれる)事態が起こっている。それは銀行なんかではなく、例えばSNS系のサイトだったりで、直接の実害はないかのように見える…んだけど、それは大きな間違い。大量のパスワードは、暗号師たちによって分析されるのである。まさに言語学者が言語データに向かうのと同様である。

結果、「世の中の人々は、意外なほど同じようなことを考えている」ということが明らかになった。同じようなパスワードが多い、というような甘い話ではない(実はそれもコワイぐらいあるんだけど)。同じようなやり方で作っているパスワードが多いのだ。

例えば、「8文字の英字の後に4桁の数字を付ける」パターンが異常に多い。しかも、その英字の1文字目は大文字、4桁の数字は19XX、つまり20世紀の年号であることが圧倒的に多い。全体が12桁で大文字と小文字と数字が混ざっている、という点だけから見ると結構強いパスワードなんだけど、ここまでパターンが読めてしまえば、組み合わせの数は圧倒的に少なくなる。こうなれば「片っ端から攻撃」が可能になり、そのパスワードは開いてしまうのである。

他にも種々様々なパターンがある。これらを片っ端からプログラム化すれば、強力な「暗号破りソフト」が出来上がる。これを無料一般公開しているんだからスゴイぞ(興味のあるギーク人は Hash Cat に行ってご覧なさい)。これを引っさげて、アマゾンなり銀行なりに行くわけである。一見実害はなさそうに見えるパスワード流出、恐るべし。

「世の中、そんなに同じパターンばかりじゃなかろう」とお思いのアナタ、甘い甘い。相手は暗号師たちでありますぞ。自分の暗号破りソフトで破れないパスワードについては、これをジッと観察して、パターンを読むのだ。大量のデータがあるというのは、そういうことなんですからな。

こうして、言語学者が未知の言語の文法を見出していくが如く、暗号師たちは「人々がパスワードを思いつく文法」を見出していく。裏をかく奴が出てきたら、その方法論も組み込んでいけば良い。こうしてますます強力なパスワード破りソフトができていくのである。

こういう話は大好きなので喜んで聞いていた…が、さぁどうしましょ、自分のパスワード。とりあえず、めっちゃランダムで桁数も多いパスワードにして、もちろん覚えられないしフツーに入力もできないから例えば LastPass みたいなサービスを使って、…ってことですかなぁ。

目下のところ、8桁のパスワードなら、何の文法も必要とせず、「片っ端から可能な文字の組み合わせを試してやるけんね」という暴力的方法で開けられるそうです。しかも、ご家庭にも置けるちょっとしたコンピュータで12時間ぐらいで。時代は変わったなぁ。

となれば、さぁさぁ、こんなもの読んでないで、ちゃんとパスワード変えてくださいよ。あ、ちょっとやそっと考えたってダメですよ。暗号師たちは、どうも付き合いきれない連中なのだ。すでに知っているか。知らなかったならばこれからの参考にするか。煮ても焼いても食えない連中なのだ。言語学者みたいな奴らだ。ううむ。面白いなぁ。

Qレンガのひみつ

おぉキューブリック。映画館で大画面を見ている人はその世界に吸い込まれる。映画の世界が広い。それは…


Kubrick // One-Point Perspective from kogonada on Vimeo.

2012年8月30日木曜日

飼い馴らす手法


あぁもう8月も最終週か。早いにゃぁ。まだまだ暑いみゃぁ。そんなことをボンヤリ考えていた週明けの月曜日、近所の小学校がやけにうるさい。げげげ。もう営業しとるがな。いつからこんなに夏休みが短くなったのか。



そう言えば近年の大学もスゴイぞ。まず新学年が4月初旬に始まるのがジワジワと早まっている。かつては4月10日前後だったのが、6日前後ほどになっている。7月に入ればほとんどもう夏休み♪だったのが、今や8月になっても平気で講義を続けているところがある。もちろん試験などはさらに遅い。どうしちゃったのだ。

「やっぱ、ゆとり教育ってヤバかったよね」「そーだよね」という判断自体は理解できるけど、だからってこうなる必然はなかろうに。中身の問題なんだから。という正論を振り回しても仕方ないので、ボンヤリ考える。

質の向上には時間がかかる。しかし、時間を長くすれば向上するものではない。「こうすれば質が向上するよ」という地味な行為を継続していくうちに、お望み通り、質が向上するのである。

逆に、「向上には時間がかかるからね。まずは時間の確保」とやれば、お望み通り、まずは時間ばかりかかる。その間ずっと「向上すべきだ」という精神論が喚かれたり、「向上しないのはどういうわけだ」という議論がなされたり、「もうダメなんじゃないか」という悲観論が登場したり、「こうなったら抜本的な改革が必要なんだ」と叫ぶ奴が出てきたりする。そして、お望み通り、時間ばかりが経過していくのである。要するに日本ではお馴染みの光景ですわなぁ。

それを今さら嘆くつもりはない。ここまで生き延びてきた手法なんだから、何か理由があるんじゃろ。要は、支配者にとって都合の良いところのある手法なんじゃないですか。自分の支配している連中が変に賢くなったらいろいろとややこしいもん。適度にバカでいてくれたら良いのである。もちろんみんなバカになってしまったら最終的に全体が困るだろうが、そんなことはどうでもよろしい。自分が生きている間だけ平和に時間が経ってくれたら良い。

これはもちろん愚かな支配者の発想である。しかし、人は多くが愚かであるから、結局多数の支配者がこの発想に基づく行動をとる勘定になる。お馴染みの光景じゃないですか。

つまり、家庭においては、親が子に対して。学校においては、教育システムが学生に対して。社会においては、既得権を持った大人たちが若者に対して。国家においては、支配者階級がその民に対して。現代地球においては、米国がその属国(例えば日本)に対して。この行動を取るわけである。妙に賢くなられちゃぁ困る。成長されては、困る。手がかからない程度の弱者であり続けてくれれば良い。ほら、あなたの身の回りにもよくある光景じゃないですか。

これほど単純な図式であるから、これを感じ取り理解する奴が、子供なり学生なり若者なり民なり日本人なりの中に出現する可能性はある。だから抑えておかねばならないのだ。子供を放っておいたら勝手に本を読んで賢くなるかもしれない。できるだけ拘束時間を長くして、質の悪い先生でも当てがっておくべし。

もちろん、この種の行動ってのは、意識的にやるわけではない。何しろ前述の通り、やっている側は愚かなのだ。自分で考えるタイプの人間ならできないじゃないですか。

…ますます短くなる夏休みを提供する学校を目の当たりにし、そこでますます長くなる拘束時間を受ける人々を見るにつけ、そんなことを考えてしまうのである。だからって、こんな具合に書きつける必要はないのかもしれんけど、いや、「iPadでちゃんと日本語書けるのかなぁ」という実験をやってみただけなのですよ。結論、やっぱしちょっと書きにくいかなぁ。


2012年8月28日火曜日

ガラゴロ理論


日々のニュースでは気分が向上しないことが多い。そういうときにはNASAの火星探査車のニュースを追うのが吉である。あの「好奇心号」は猫を殺したりせずに着々と仕事をしているではないか。
ガラゴロ岩の世界に人間が降り立つのも時間の問題か。
(映画「トータル・リコール」(1990年の方ね)冒頭場面より)

安っぽい映画では気分が向上しないことが多い。そういうときにはドキュメンタリーである。特に、面白い人の話を聞くのは面白い。

スティーブ・ジョブズの「失われていたインタビュー」なるものはいくつもあるが、その一つがなんと映画になった。ただのインタビューを映画館に見に行く人がいるのだ。ううむ。人間いっぺん死んでみるものであるのかもしれんな。そういう問題じゃないか。

こういうのはすぐにYouTubeで見られるようになる。便利な時代になったもんだ。(あらら、もう削除されたみたい…しゃぁない、5分ぐらいテレビ番組で紹介されたやつをご案内しましょか…)

時は1995年、スティーブ・ジョブズはネクストという会社で作ったものがイマイチ売れず、マイクロソフトの隆盛とアップル社の凋落をじっと見ていた頃である(その翌年、彼はアップル社にネクスト製品(これがOSXとなる)を持って戻る)。かぁなりの変人ジョブズであるが、フツーの人たちが何を聞きたがっているかも理解していることがよくわかるインタビューである。

面白い話はいろいろ出てくる。子供の頃、近所のオッサンに見せてもらった一種の実験の話が印象に残る。荒っぽい石をたくさん容器に入れてガラゴロ廻しっぱなしにしておき、翌朝だかに見るとすっかりツルツルのキレイな石になっていた。だから自分も最高の人材を雇ってガラゴロぶつけ合わせるのだ。衝突もある。摩擦も起きる。ところがその結果、すごく良いものが生まれる。…というのである。

なるほど、あれこれ集めてガラゴロか。確かに近所の魚屋で仕入れてきたイカと豆腐屋で買ってきた厚揚げと八百屋で買ってきた茄子やら葉っぱやらをバターでガラゴロ炒めて味噌なんかで仕上げるとなかなか美味である。あぁそうか。よくわかる話だ。ガラゴロやれば良いのだ。

我が限られた観察においてもガラゴロは強い。外国語を習得するやつは、とにかく辞書でも読み物でも何となく見つけてきてはガラゴロしている。「どんな教材が良いんですかぁ」とか「○○が苦手なんですけどぉ」とか言わない。「えっとぉ、ちゃんとやるためにはぁ、これをきちんと用意してぇ、…」というやり方にも一理あるかもしれないが、やはり材料を揃えてガラゴロやるのが一番。ガラゴロやってこそ材料の善し悪しが見えてくる。

ちゅうことでガラゴロですよ。最近は暑いもので、ついつい同じような葡萄酒ばかり飲んでましたけど、これではやっぱしガラゴロ度が足りませんな。やっぱりグッと違う葡萄酒とか、ビールとか、いってみないとあきまへんなやっぱり。ふむふむ。ではちょと買い物いってきます…

2012年8月23日木曜日

7時間以上かかるでぇ


(↑ここで再生できなくても、YouTubeリンクで見られます)



人様が運動するのを鑑賞する趣味などないものだから、英国五輪は見ずに過ごした。けど開会式と閉会式は盛大なショーであるからして、これは楽しく全部見たぞ。どちらも3〜4時間なので合計7時間ほど(もちろん録画を何回にも分けてiPad上で鑑賞したのである)。

いやぁ、なんと楽しい開会式であったことか。っつーか、これって、オリンピックも何も関係ない、単なる英国ショーではないか。

すなわちウィリアム・ブレイクの「エルサレム」は英国の準国歌であるから当然合唱となる。「ここイングランドにエルサレムを打ち立てるのだぁ」という涙モノに力強い内容である…が、もちろん英国はイングランドだけではなく、スコットランドとウェールズと北アイルランドをひっくるめ4人そろって変身!はしないけど「連合王国」が成立する。だからちゃんと残り3つの国々にも気を使ったアレンジになっている。この種のことは、英国に縁もゆかりもない人には少々わかりにくいのではなかろうか。

その「エルサレム」にも歌われる「緑深く快き地(green & pleasant Land)」において産業革命がおこり「暗く悪魔的な工場(dark Satanic Mills)」が建ち、植民地支配やら黒人奴隷やらといった都合の悪い話はとりあえず無視したままに英国の繁栄が表現され、英国産ポップ音楽のヒットパレードが続く。その間に種々の小ネタがちりばめられている。もちろんそれはシェイクスピアであり、ハリー・ポターであり、メリー・ポピンズであり…なんだけど、英国に縁もゆかりもない人にはちょっとわかりにくいのではなかろうか。

んでもって第二次大戦後の英国の誇りとして登場するのが国民保険制度(NHS)ですよ。患者が踊り看護師たちが踊る(あれ、本物の医療関係者たちなんだそうです)。どんなんやねん。君たちはビョーキか。それでNHSなのか。そういう問題か。

ここまでくると「英国に縁もゆかりも…」なんていってる場合ではなく、破天荒というか笑うしかないというかモンティ・パイソンを生んだ土壌が液状化起こしてますというか、あとは花火がジャカスカ爆発してもポール・マッカートニーが歌っても野となれ山となれなのである。いやぁ楽しい。

閉会式も似たり寄ったりというか、もう酔いが回ってますんで難しい話はナシですって感じで、もう英国ポップ・ロックコンサート状態である。フレディ・マーキュリーは映像出演、ケイト・ブッシュは曲だけ再生(だけどその曲 'Running Up That Hill' はまたヒットしたとか)、ちなみにローリング・ストーンズとロバート・プラントは出演を依頼されたけど実現はしなかったそうである。まぁ要するに往年のオールスター総動員ショーという、もうどこがどう「オリンピック」なんだかわかりまへん。

これほど楽しいショーをNHKとかいう日本のテレビ局が中継したときには視聴者の邪魔ばかりした上、再放送の際にはおいしい演奏をいくつもカットしており、不評だったそうである。まぁねぇ。英国に縁もゆかりもない人にはわかりにくかったんでしょうなぁ。お外の世界のことがまるでわからないまま、「グローバル化」の旗印の下に米国に生命力を吸い取られ続ける日本を象徴するような話ですわな。それでもまぁ文句を言った人がいたわけだから、不評だったってとこが救いってとこか。

およそ国とか組織とか制度とかいった大きなものが狂っているとき、まずはそれに異を唱える成員がいるところに救いを見いだすしかない。いつもニコニコ生きてはいたいけれど、そうもいかない場合、正しく文句を言うことは良いことなのだ。そうだそうだ。この緑深く快き地に理想郷を打ち立てるのだ。(…んで、日本の中でも一番緑深く快き地というべきところに大量の放射性物質が降り注いだわけですよ。萎えるで、ホンマ。)

では諸君、今宵はその決意を新たにするべく、葡萄酒で乾杯するよう、万難を排して計らおうではないか。うむうむ。


(↑ここで再生できなくても、YouTubeリンクで見られます)

2012年8月21日火曜日

車止めの謎を解くために


こんな夢を見た。(←いや別に夏目漱石のマネしてるわけじゃないです。って、なんでこんなこといちいち気にしなきゃいかんのか。フツーの日本語ではないか。あ、この文体って筒井康隆ぽいか。いやそうでもないか。おぉ、こんな具合に逡巡するニョロニョロ日本語は誰だっけ…ああああぁ…)

ある駅に着いて電車を降りる。すると向かい側ホームに別の電車が到着する。これに乗り換えるようだ。何となく乗り換える。電車は動き出す。

ふと運転席を見ると誰もいない。勝手に電車が走っている。無人駅ならぬ無人運転電車だ。そんなこと、やって良いのか。他の乗客が騒ぎ始める。子供が走り回る。何となく安っぽい喧噪の中、電車は止まらない。走り続ける。

ついに線路の終わりに到達する。電車は車止めにぶつかって止まる。大騒ぎの中、なんとか電車から降りる。どうなってるんだ。無茶な話だ。とか思いながら歩く。

…えぇと、ここから不思議な青年社会運動家みたいなやつと喋ったりするんだけど、夢のこととて大概忘れてしまいましたわいな。

目の覚めきらぬままつらつら考える。運転手のいない電車が車止めに突っ込んでいく。これに漠然とした義憤を感じている…のかどうかよくわからない。これが目下の我が生活を反映したものか、はたまた目下の日本を反映したものか、もっとわからない。

この種のわからないことは夢に聞けば良いのである。昨夜と同じように眠れば首尾よく同じような夢が現れて謎が解けるに違いない。つまり極上の魚料理を食べて冷やした白葡萄酒を次々に開けて飲んで寝れば良いわけだ。

そんなことする予定ではなかったんだが仕方ない。夢の謎を解くためだ。幸い、冷蔵庫には葡萄酒が並んでいる。んじゃ買い物に行くとするか…

2012年7月11日水曜日

あぁ良いものを見た(聴いた)

子供の頃から憧れていたギタリストと共演…良いなぁ…

2012年6月26日火曜日

40分もあるので…

ダウンロードしてゆっくり見た方が賢明かも知れませんが。
あの頃の報道を思い出す…ってつい去年の話か。
いや、今も変わらんか。

2012年5月29日火曜日

同じ番組のわかりやすい比較

これはわかりやすい!涙モノですな。
こちらからどうぞ。

2012年5月15日火曜日

タルカス2題

こりゃ驚いた。



2012年4月6日金曜日

日本酒に託せるのか

4月1日はいろいろ遊んでよろしいのである。何年も前の4月1日、自分のサイトに「このサイトは頂いたぜ」というハッカーのメッセージを載せた。

まぁどのみち誰も見ないから良いだろうと思っていたら、「あのう、サイトがおかしくなってましたよ」と真顔で言ってくれた人がいた。あれには参った。

これまた何年も前の4月1日、日本版ヤフーのページが「ばぶばぶ」だらけになった。知る人ぞ知る「Yahoo!ばぶばぶ」である。正直、あまり中身のある面白さとは言えなかったが、まぁいろいろ遊んでよろしいのである。

ところが近年はそんなこともなくなってしまった。それどころか、先日の4月1日、NHKが「これからは民放と合併してニュース絶叫しま〜す」みたいなことを明白に冗談とわかる形でポロッと言ったら、アッという間に謝罪に追い込まれた。なんじゃそりゃ。

この種の「合併ネタ」は米国なんかではよくある。「えー、わが社はこの度マイクロソフト社と合併して…」みたいなことを公式の場で厳かに発表するのである。つまらんネタであるが、米国人的にはこれぐらいが面白いのであろう。(何しろバットマン映画 'The Dark Knight' に登場する悪役の有名なセリフが 'Why so serious?' であるほどに、米国人は根がマジメである。)

英国や豪州ともなると、もう何をやり出すか、言い出すか、わからない。っつーか、4月1日だからどうのこうのなんて、あまり考えてない。いつでもどこでもとんでもないことが発生する。ある意味、これに耐えられるヤツが教養人であり、アメリカのジョークとやらに「ダメダメ」と首を振ってみせるわけである。

そんな英国人達のセンスが野暮ったいとして肩をすくめてみせるのがフランス人であり、はたまたイタリア人あたりであろうか。「型破りなギャグだってさ。そもそも型にハマっている連中だからねぇ」って感じで赤ぶどう酒をザブザブ飲んでいる。こういうラテンな人々は時間を守らず、立てた計画も守らず、英語圏の人々、特に米国の人々には付き合いにくい。しかし、デザインなんか理屈抜きに良いものがバラバラ出てくるし、基本的に美味なものを飲食している…

…おぉここだ。ここだよ。メシだ。酒だ。この調子の話の中では、もうはじめからダメの基準にも届かぬ日本だが、実はメシと酒がうまいではないか。酒のうまい場所が悪かろう筈がない。そもそも西洋基準で話を進めるからおかしくなるのだ。「ウマイ」という、世界統一基準で話を進めるべきなのだ。そうだそうだ。

そうとわかれば夕食の支度にかかりますので失礼します。えぇと純米酒も地ビールもボルドーもあるな。うむうむ。金曜だし。うむうむ。

2012年4月5日木曜日

思い出すことなど

そういえば、英語(英会話)産業に勤務していた頃があったなぁ。そのあまりに醜悪な構造を前にして、「これでもらう給料で生きるわけにはいかん」と心底思い、辞めましたけどね。辞めて済む問題でもないんだけど、他に選択肢はなかった。うん。ぜんぜん懐かしくない。

日本の文科省が小学校に英語の時間を導入した経緯もひどい。明白にダメなのに、やっちゃう。原発と同じである。そのあまりに醜悪な構造を前にして、…とりあえず語るしかないので語る。

この二つを足しまして、「辞めて、語る」という選択肢もアリなのですな。その種の声は、聞いておいた方が良いことが多い。ではどうぞ:

自己紹介

自分の写真
日本生まれ、日本育ち…だが、オーストラリアのクイーンズランド大学で修行してMA(言語学・英文法専攻;ハドルストンに師事)。 日本に戻ってから、英会話産業の社員になったり、翻訳・通訳をやったり、大学の英語講師をしたりしつつ、「世の中から降りた楽しい人生」を実践中、のはずです。